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以前に取り上げた、Gosling et al.(2004)の論文を読んでみたが、アブストラクトの通り、Web上の調査に対して好意的な結果が出ている。これまでよく言われてきた6つの批判(先入観)のうちの5つをmythとしている(そのうち1つはまだ?マークがついているが)。まあ、そうは言っても、Webでの調査が、その目的にあっているのか、自分がとったデータがどのようなものか、という点には常に気をつける必要はあるだろう。別にWebでの調査だけに限らないだろうけど。あと、比較対象に使ったpaper-and-pencilでの調査は、2002年のJPSPに掲載された論文から取り上げられていたが、それらの論文で用いられたサンプルがどのようなものであったのか、ということもまとまっていて面白かった。