論文

Buckley, K. E., Winkel, R. E., & Leary, M. R. 2004 Reactions to acceptance and rejection: Effects of level and sequence of relational evaluation. Journal of Experimental Social Psychology, 40, 14-28.

受容と拒絶の情動への影響を見る際に、実験1では、受容、拒絶の大きさの水準を変化させている。そして実験2では、拒絶と受容の時系列的なパターンを変化させて、その影響を見ている。ここで、その説明原理としてゲイン―ロス効果をもってきているのが、なんか面白かった。社会心理学の教科書に出てくるような(多少古いが)有名な理論が、しっかり現在の研究の中でも生きているんだなぁ、と感慨にふけったり。確かにわかりやすいし。